自然・景勝地
大瀬崎の神池
静岡県沼津市西浦江梨別名「琵琶島(びわじま)」とも呼ばれる大瀬崎の先端に位置する大瀬神社境内にある「神池」。駿河湾に向かって突き出した細長い岬の先端近くにある最長部の直径が約100mほどの池で、伊豆七不思議の1つに数えられています。というのも、海から最も近いところでは距離が15mほど、標高も約1~2mしかなく、海が荒れた日には海水が吹き込むにもかかわらず淡水池であり、鯉やフナ、ナマズなどの淡水魚が多数生息している不思議な池だからです。富士山から伏流水が湧き出ているなどとする説もありますが、なぜ真水が湧き出しているのかは明らかにされていません。一説によると「神池」「霊池」なので調査をしないとか。また、近くには餌の自動販売機があり、鯉に餌をあげることができます。一帯は、推定樹齢1000年以上とされる約130本のビャクシン樹林です。国の天然記念物にも指定されている全国的に見ても稀な場所で、日本最北端の自然群生地とされています。※神秘的な「神池」に行くためには、大瀬神社の入口で拝観料(100円)をお支払いください。