自然・景勝地
歴史・文化
北江間横穴群
静岡県伊豆の国市北江間大師山横穴群と大北横穴群とで構成されている国指定史跡。
7世紀末から8世紀前半に造られた横穴墓群。土葬から火葬に移る時代の様相を表す遺跡として重要。
凝灰岩の山体に掘られたこの横穴群は、巨大なものだと奥行き6.5mに及び、墓前域や墓道を持つものも多く、石棺・石櫃は家形のものから火葬骨用の小型のものまで、多種多様の横穴墓が存在します。
大北横穴群から出土した石櫃には「若舎人」と刻まれ、金石文としては県内最古であり、8世紀初頭の文字資料として重要文化財に指定されています。