歴史・文化
明治商家 中瀬邸
静岡県賀茂郡松崎町松崎315-1中瀬邸は明治20年(1887年)に呉服問屋として財を成した豪商・依田直吉の邸宅(依田直吉呉服店)として建てられました。
依田直吉呉服店の屋号が「中瀬」だったため、現在では中瀬邸と呼ばれています。
昭和63年(1998年)に母屋や土蔵など七棟からなる大邸宅を松崎町が買い取り、母屋を民族資料館として一般公開しています。建物は木材から細かな彫刻、金物に至るまで贅が尽くされており、当時の豪商の生活の様子を垣間見ることができます。特に母屋内に建てられた蔵の黒漆喰仕上げのなまこ壁は、松崎町の中でもここでしか見ることが出来ません。