歴史・文化
木下杢太郎記念館
静岡県伊東市湯川2-11-5医学者でありながら、文学者・芸術家としての才能ももつ、伊東市出身の木下杢太郎。
医者としては本名の太田正雄の名前で活動し、自身で発見した顔の疾病「太田母斑」は今なおその名で残されています。
元は文学の道一本を希望しましたが、父の希望と、親しくしていた森鴎外の進めもあり、医学の道に進んだとされています。その傍ら、詞・戯曲・小説・随筆の作成に励み、数々の作品を残しました。これらの作品は愛用していた眼鏡や万年筆と共に、伊東駅から徒歩5分ほどの生家で飾られています。
明治40年に建築された生家は、伊東市最古の木造建築であり、国の登録有形文化財に登録されて、商家建築の様式をそのまま現代に伝えています。お気軽にお立ち寄りください。