朱塗りの鳥居の隣に青い海越しの富士山、ここまでそろって絶景にならないわけがない！

桟橋から鳥居と富士山を狙うもよし、鳥居越しに海を見るのも絵になります。

馬にしか見えない奇岩「馬ロック」。この景色が見られるのが「黄金崎」。馬の首の岩肌は夕陽を浴びると黄金色に輝きます。晴れた日には遠くに富士山を見ることもできます。

「めがねっちょ」、伊豆の怪獣「イズら」、時には「ゴジラ岩」と呼ばれることもある大田子海岸の奇岩は、日没時は大人気の撮影スポットに。何故なら「イズら」の口の中に夕陽を入れて撮影すると、まるで怪獣が火を吹いているように見えるそう。

トンボロというのは本土と島を繋ぐ砂州のこと。干潮時に砂州が現れる景色では、香川県のエンジェルロードと並んでここ、伊豆・堂ヶ島の三四郎島がよく知られています。大潮の干潮時には歩いて渡ることもできるんですよ。

「乗浜海岸」は白い縞模様の岸壁を持つ小島が取り囲む美しい海岸。

実はこの海岸には知る人ぞ知る映えスポットがあります。海岸を北東に歩いてちょうど136号線の車道の下あたり。干潮時は洞窟の中から海の写真が撮れます。

西伊豆の絶景露天風呂といえば「沢田公園露天風呂」。階段を上れば海一望。

※取材のため男湯で撮影を行っています。

その海を眺めながら温泉に入れちゃうんですから、もう何も言うことはありません。

松崎町には明治時代の面影を残す「なまこ壁」の建造物が200棟近く残されています。どことなく洋風の味わいがあるロマンティックな町並みは、カメラを手にゆっくり散策したくなりますね。

観光協会の隣に薬学の研究者 近藤平三郎の生家、近藤邸があり、その脇の道を歩くと正面に浄泉寺の朱塗りの山門が！白と赤のコントラストがよく映えます。

春の松崎町では那珂川沿いの200本のソメイヨシノのほか、いたるところで桜と菜の花が咲き誇ります。また、農閑期の田んぼを利用したネモフィラやポピーの花畑もあります。

松崎町には千貫門（せんがんもん）という景勝地があるので、ぜひ花と併せてお楽しみください。

ダイビングスポットとしても知られる「雲見海岸」は、透明度の高い海と富士山が見えるスポット。向き合った三角形のような印象的な岩は「牛着岩」、別名「夫婦岩」とも呼ばれています。

海岸には「渚の足湯」という無料足湯もあるので、ここで足を温めながら富士山を眺めるのも乙なもの。

伊豆半島の南端近くに奥石廊海岸「あいあい岬」があります。漢字で書けば「愛逢岬」。愛に逢うなんて素敵な名前ですね。

「あいあい岬」から「ユウスゲ公園」の方角に10分ほど歩くと、出会いの鐘と名付けられたモニュメントがあります。スマホ台もあるのでぜひ記念撮影を。

さらに「ユウスゲ公園」からは船でしか行かれないエメラルドグリーンの透明な海、今人気のヒリゾ浜を見下ろすこともできます。

伊豆半島には数多くの温泉が湧いていますが、いかにも温泉らしい湯けむりモクモクの風景が見たければぜひ「下賀茂温泉」へ。

湧いている高温の温泉を利用して、温室メロンも栽培されています。

例年2月1日から3月上旬にかけて南伊豆町で開催される「みなみの桜と菜の花まつり」では、河津桜と菜の花のコラボが楽しめます。鮮やかに花咲き乱れる風景は南伊豆に告げる春の訪れ。

お祭り期間中は夜のライトアップも行われるので、夜桜見物も楽しんで。

「みなみの桜と菜の花まつり」の時期には、同じ青野川沿いの休耕田に一面の名の花が咲く「元気な百姓達の菜の花畑」も見ごろを迎えます。ぜひお祭りと併せてお楽しみください。

最後にご紹介するのは下田市の白濱神社。正式名称を「伊古奈比咩命神社」といい、伊豆最古の宮として知られています。

この神社の鳥居が海に突き出た岩に立つ「大明神岩の赤鳥居」。南伊豆のパワースポットとしてもここは外せません。

三島の「源兵衛川」は清涼感のある水辺のスポット。天然の川ではなく農業用水路として整備されたものですが、流れるあまりにも透明な富士山の湧水と心地よいせせらぎの音が楽しめます。ぜひ飛び石を伝って散策してみて。

全長400mの日本一長い歩行者専用吊り橋が「三島スカイウォーク」。晴れた日には日本一高い富士山と日本一深い駿河湾のコラボも橋から眺望できます。下から風が吹き上がるとドキドキしちゃうのも吊橋のお約束。

17時に閉園となりますが、時期によっては夕日も見られます。