山岳
美しい伊豆の山々は、地球の歴史の縮図です
この伊豆半島は、地球の造山活動の最高傑作!
はるか南の海の海底噴火により誕生し、成長しながら北上、本州に衝突して現在のような半島の形になりました。
今見ている伊豆の山並みは、海底火山の名残もあれば、天城山や達磨山、大室山のように半島ができたあとに噴火して形成された火山もあります。
歩いて、見て、触って、大地の息吹を感じる旅をどうぞ。
リフトやロープウェイ、ケーブルカーでスイスイ頂上パノラマへ!
プリンのような形で親しまれている伊東の大室山(580m)や小室山(321m)は、噴火のときの溶岩のしぶき(スコリア)がきれいにふり積もってできたスコリア丘。いずれもリフトでらくらく頂上へ行けるジオサイトで、伊豆高原や相模湾を真近に望みます。
ロープウェイで行く葛城山(452m)、ケーブルカーで行く十国峠(770m)からは、富士山と駿河湾、箱根山や天城山を見渡す360度のパノラマが楽しめます。
ハイカーに人気の山がいっぱい! 多様なコースもうれしい
伊豆半島の最高峰は、日本百名山の一座である天城山の万三郎岳(1406m)。春はシャクナゲやツツジをめぐるトレッキング、ブナやヒメシャラの天然林が美しい天城連山の縦走などコースも多彩です。
天城峠から仁科峠、達磨山を経て修善寺に下りる伊豆山稜線歩道は、伊豆の分水嶺を行く眺望のいいロングトレイル。富士山の眺めが最高です。
高原や海辺の遊歩道、里山を歩くだけでも、伊豆の大地の魅力を感じることでしょう。